妊娠中は、体の変化や気持ちの浮き沈みなど、これまでに感じたことのないさまざまな変化を感じることとなると思います。

今回は、どういったことに気をつけながら過ごすことで、落ち着いてマタニティライフを過ごしていくことができるのかについてお話していきたいと思います。

1.食事編

まずはじめに食事に関して気をつけたいことをお伝えしていきます。妊娠中には特に、葉酸と鉄が不足しがちだと言われます。積極的にそれらが含まれる食材を摂っていくことを心がけましょう。

①葉酸(ようさん)

葉酸は赤血球の形成補助や赤ちゃんの成長に必要な栄養素です。ほうれん草や納豆、卵などに多く含まれています。

ホウレン草などの緑黄色野菜

ビタミンEを多く含む緑黄色野菜には、抗酸化作用があり老化を遅らせたり、血行を良くしたりという作用があります。ビタミンEが不足すると生殖機能にも影響があるとされ、不妊にも大きく影響がある栄養素といわれています。

②納豆など大豆類

大豆の成分であるイソフラボンは、妊娠に欠かせないエストロゲンに似た働きをするということで、妊娠には欠かせない成分だと言われています。

その中でも納豆は、発酵されているため体に吸収されやすいとされているので、おすすめの食材です。

③卵

卵は完全栄養食といわれる食材で、多くの栄養素が含まれています。食べ方について、卵は生で食べても調理しても大きく栄養価的には効果は変わりませんが、妊婦さんは免疫力が低下しているため生で食べるのはオススメできません火を通して食べるようにしましょう。

タンパク質、ミネラル、ビタミンなどがバランスよく含まれており、体で作り出すことのできないアミノ酸も含まれています。ぜひ、積極的な摂取をしていきたい食材です。

2.生活習慣編

続いては生活習慣に関するお話です。妊娠中には飲酒や喫煙は禁止というのは言わずと知れたものですが、それ以外にも気をつけたいポイントがいくつかありますので、参考にしていただきたいと思います。

①適度な運動

あくまでも母体が安定していることが前提ですが、妊娠中も適度な運動は必要とされています。適正な体重増加を保つため、また血流をよくするためにマタニティの間でも始められる運動をぜひ行ってほしいと思います。

具体的には、ウォーキングやヨガといった運動です。ウォーキングは、自分のペースで体への大きな負担をかけずに続けられるものですし、ヨガに関してはマタニティヨガというものもあるように、妊娠中でも安心してとれるようなポーズが様々あります。また、ヨガの呼吸法は、出産時にも役に立つものなので、非常におすすめです。

マタニティヨガについてはこちらの記事もどうぞ。

②十分な睡眠

睡眠不足は自律神経が乱れてしまい、ストレスへとつながってしまいます。どうしても、妊娠中は胎動が気になったり、体の不調などにより眠りが浅くなったり、短い睡眠になってしまいがちです。

もしも、睡眠に悩んでいる方がいたら、新しい枕に変えてみたり、パジャマを新調してみるほか、アイピローを使用してみるなど工夫をして、より良い睡眠環境をつくっていくのがよいと思います。ママがリラックスしていると赤ちゃんにもそれが伝わっていくものです。質の良い睡眠が得られるようにしましょう。

③できるだけ入浴する

ふだんから湯舟にはつからず、シャワーで済ますという方もいらっしゃるかもしれませんが、妊娠中は体を冷やさないことが重要になります。

ゆっくりと湯船につかり、血行を良くすることを心がけましょう。また、ゆっくりと入浴することで、リラックス効果が得られます。心身ともに豊かになることができるので、入浴時間は十分に確保するようにしましょう。

3.メンタル編

最後はメンタル編です。妊娠中、一番気をつけたいのがメンタル面です。特に出産が近くなると、いろいろな不安な気持ちになることも多いと思いますが、日ごろからリフレッシュ方法やリラックスの仕方を身に付けておくと、前向きに気持ちを切り替えていくことができると思います。

①趣味の時間を楽しむ

出産が近づくと、考えることがどうしても子供中心になってしまいがちです。それは決して悪いことではありませんが、産後は否応がなく子供中心の生活になります。

出産前の今だからこそ、ゆとりをもって自分の時間を持つことができます。今しかできない、自分の趣味の時間を存分に楽しんでいただきたいと思います。そうすることで、自然とリフレッシュすることにつながることとなります。

②自分を定期的に甘やかす

妊娠中は、母体の変化や気持ちの変化などただでさえ背負うものが大きくなります。そういう時には、積極的に自分にご褒美を与えていくようにしましょう。

体重管理などで、ある程度ストイックに取り組まなければいけないこともあるかと思いますが、頑張ったときやストレスが溜まっていると感じた時には、甘いものを食べてリフレッシュしたりする時間は非常に重要です。

③出産後の楽しみを見つける

出産すると大変なことも多いように考えてしまいがちですが、宝物のような自分の赤ちゃんを育てる喜びや嬉しさなど楽しいこともいっぱいあります。そんな時間はあっという間に過ぎてしまいますので、出産直後の赤ちゃんの写真を撮りたいと考えるママも多いです。

出産前であれば、身体は安静にしつつスマホで色々情報収集をすることができますので、早めに撮影の予約を取って安定期の楽しみにしていただき、いろんな写真を見て自分の赤ちゃんにどんなポーズをさせたいなど、出産後のイベント、赤ちゃんとの生活をイメージして、モチベーションを持つことはいかがでしょうか。

妊娠中は、何かと我慢が多くなりがちですが、ストレスをため込みすぎることなくうまく自分で息抜きをしながら取り組んでいくようにしましょう。

まとめ

以上、妊娠中に気をつけたいことについて項目別にお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?

ニューボーンフォトの撮影中にママとお話をしていると、ニューボーンフォト撮影を楽しみにすることで妊娠中のつらいことも頑張れたという話題がよく出てきます。

そういった、出産後の楽しみみたいなのも合わせて持っておくと、マタニティライフを楽しめるかもしれません。

心身ともに大変な面も多いかと思いますが、せっかくのマタニティライフを自分らしく楽しんで過ごしていただきたいと思います。

マタニティに関する記事はこちらも参考にしてください。

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