みなさんは陣痛が来た時や出産中、産後や入院中にどのようなお産にしたいかなど希望はあるでしょうか?
一生のうちに何度かしか経験のできない出産ですが、その貴重な経験の中で自分がリラックス出来たり記憶に残るようなお産にしたいですよね。
妊娠中に検診を受けている中で産院からどのようなお産にしたいか聞かれることがあります。
どのようなお産にしたいか、どのようなサポートをしてほしいのか産前にぜひ一度考えてみましょう。
バースプランとは?
そもそも、「バースプラン」を書いてきてね、と紙を渡されてもみんなどんなことを書いているんだろう?と思う方もいると思います。
バースプランは、命がけで頑張っている妊婦さんがどのような風に陣痛や出産を乗り越えたいか産院に意見を事前に伝えておくことで出産時に嫌な思いをしなくて済むように書けるものです。
みんながみんな同じわけではないので気持ちを汲み取りやすくするためにも書き始めたようです。
これをしてほしいよ、これはしてほしくないよというのが事前に産院で分かっていればどのようなサポートをしていくと良いかわかりやすいですよね。
陣痛中のバースプラン
陣痛中にやってほしい希望の中でも特に多いものをご紹介します。
・頑張れる音楽やリラックスできる音楽をかけたい
・呼吸法をリードしてほしい
・立ち合いがしたい
・楽な体勢で挑みたい
・義家族NG
このようなバースプランが多く、自分の好きな音楽を流してもらいリラックス状態に気持ちを落ち着かせられるようにしたり、パパに立ち合いをしてほしいという方、はたまたパパが血が苦手…という方は立ち合いNGで希望を出す方もいます。
かなり多い意見であるのが義家族NGの意見で、ぼろぼろの姿で気を遣えないので遠慮してほしいという意見でした。
例えば、1人目の出産の際に義母が来ていましたが気を遣う余裕はなく産後落ち着いてからの方が良かったかなというご意見がありました。
現在コロナ禍で立ち合いが出来ない産院もあります。
その中で希望するバースプランとして家族とビデオ通話を繋げたいというかたも多くいました。
産後のバースプラン
次に産後に希望するバースプランをご紹介します。
・胎盤がみたい
・記念撮影をしてほしい
・カンガルーケアがしたい
・パパにへその緒を切ってほしい
・導尿や会陰切開をなるべくしたくない
このようなバースプランが多いです。
胎盤は産後すぐにしか見ることが出来ません。
実際に見た人のお話を伺いましたが、20~30センチ程の大きさで重さは500~600g程のレバーの塊のようなもので、グロテスクなものが苦手な方にはおすすめしませんということでした。
記念撮影は産後すぐのふにゃふにゃで真っ赤な赤ちゃんとすっぴんでぼろぼろのママとパパの記念撮影になりますが、何年たっても何度も見てしまう程大切な思い出になります。
赤ちゃんと一心同体、命がけで頑張ったお産を記念に撮るのも良いでしょう。
カンガルーケアはママの地肌に直接抱っこして初乳を飲ませます。
母乳育児をしたい方はホルモンが活性化し母乳が出やすくなるのでとてもおすすめです。
導尿や会陰切開はせざるを得ない場合もありますが、なるべくしたくないという希望を伝えておくとギリギリまでなんとか待ってくれる場合やしなくて済むこともあります。
入院中のバースプラン
入院中してほしいことしてほしくないことをバースプランに書く方も多くいます。
・完全母乳、完全ミルク、混合を希望
・沐浴がしたい
・夜だけ体力回復のため預けたい
・母乳指導をしてほしい
・母子同室にしてほしい
・大部屋、個室の希望
このようなバースプランを書いています。
母乳のみにするかミルクのみにしたいかどちらもあげたいかなど希望を書くことも出来ますが産院によっては方針があるので事前に調べておきましょう。
また、母子同室にしたい方や体力が回復するまでは預かってもらうことも出来ます。
出産は交通事故と同じくらいの衝撃が身体に負担として掛かっていることもあり、退院後からはもっと忙しくなります。
そのため休めるときは休み、体力を少しでも回復することをおすすめします。
沐浴や母乳指導を助産師さんや看護師さんから受けることによって分からないことを入院中に解決していくことも大切です。
大部屋や個室の希望、食事の希望としてアレルギーや嫌いな物を出さないでほしいということも書けるので積極的に思いつく限り書いておくとよいでしょう。
まとめ
今回はバースプランはなにを書いたらよいのかご紹介しました。
私も出産時書いたこともありますが、記念撮影や胎盤はその時にしか出来ない貴重な体験でした。
なかなか出来ない経験をすることでとても記憶に残る出産にもなりますし大きくなってからこうだったんだよと教えてあげることも出来ます。
出産は一生のうちに何度かしか経験できない貴重な体験です。
ぜひ、自分が嫌な思い出にならないように色々な希望を書いてリラックスしてお産に望めると良いですね。
出産時の記憶を写真にとどめておくニューボーンフォトというものがあります。
TKG-Worksではニューボーンフォトの訪問撮影を専門にしており、ご希望のご住所に撮影機材を持ち込んで行います。ご実家のご両親やご家族も一緒に撮影する姿を御覧いただき、大事な思い出としていただいておりますので、ぜひご検討いただければと思います。
2021.09.10
ニューボーンフォトとは
ニューボーンフォトとは、新生児の時期限定で撮影する赤ちゃんの記念写真のこと。 北米やヨーロッパでは、生まれたての赤ちゃんのフォトカードを遠方の家族や友人に送る習慣があり、工夫をこらしたニューボーンフォトの撮影文化が普及しはじめました。 ここ数年の間でその流れが日本にも上陸し、新生児期にしかできな...
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