赤ちゃんが生まれるまではベビー服や、おむつ、ベビーカーなど出産準備に大忙しですが、出産後も引き続き、慌ただしく日々が過ぎていきます。

そんななか、生後7日から半年を中心に、1年経った初めての誕生日まで様々なイベントが控えており、イベントによっては祖父母も招いて行うものも。

また、同じ行事でも住んでいる地域や、祖父母の環境によって準備するものが違うこともあり、事前に段取り良く準備が必要になってきます。

この記事では、赤ちゃんが生まれてから実施される行事やイベントについてご紹介していきます。

誕生後7日目 – お七夜(おしちや)

赤ちゃんが生まれて最初の行事が「お七夜」。赤ちゃんの産まれた翌日を1日目として、7日目の夜に行う、赤ちゃんの健やかな成長を願うためのお祝いです。

赤ちゃんの誕生以来の無事を喜び、親族を招いて祝宴を開くことが多いです。合わせて、「命名式」という赤ちゃんの名前を決めて披露する会も一緒にこの日に行われるのが一般的です。

誕生後~14日 – 出生届提出

赤ちゃんが生まれたことを役所に届ける必要があり、その書面を出生届と言います。産院で発行される出生証明書を本籍地または住民登録している市区町村、赤ちゃんの出生地の役所の戸籍課に提出します。

提出期限は誕生後14日以内と決められており、その際に赤ちゃんの名前も記入しなければいけないので、出生届を提出するまでに赤ちゃんの名前は決める必要があります。

誕生後 7~21日ほど – ニューボーンフォト

ニューボーンフォトは生後2週間前後のタイミングがとてもおすすめです。

赤ちゃんの成長スピードはとても速く新生児の面影を残しつつ写真が撮れる時期が限られていますので、ぜひ記念に撮影してください。

他の記事にも詳しく書いていますので、ご参考にどうぞ。

誕生後 31日、32日目 – お宮参り(おみやまいり)

赤ちゃんの長寿と健康を祈って、神社(産土神)にあたる神社へお参りする行事です。

土地ごとに風習があり、ご両親と父方の祖父母が付き添うとされていますが、母方の祖父母が付き添うこともあるようですので、両家のご家族と相談して決めると良いでしょう。

赤ちゃんに着せる祝い着についても祖父母と相談して決めるか、もしくは最近では外出用のベビー服や真っ白のベビードレスを着てお祝いするご家族も増えています。

また、昔は男児は31日目、女児は32日目に行うのが通例となっていますが、地方によって日取りが違う場合もありますし、ご家庭ごとに都合もあるのでこちらも確認が必要になります。

誕生後100日目 – お食い初め(おくいぞめ)

「赤ちゃんが一生食べるものに困らないように」という願いを込めて、生まれてはじめてご飯を食べさせる(真似をする)儀式です。

用意する祝膳や食べさせる順序など地方によってさまざまですが、多くの場合、以下のものを準備します。

・尾頭つきの魚
・赤飯
・煮物
・酢の物か漬け物
・吸い物(汁物)
・歯固め石

初節句(はつぜっく):女の子と男の子で違うお祝い行事も

文字通り、生まれて初めてのお節句を迎えたことをお祝いするものです。雛(ひな)人形を用意したり、祝宴を設けたりします。初節句が誕生後3ヶ月以内に来る場合は翌年に延期する場合もあります。

生後初の3月3日(女児) – 桃の節句

桃の節句(ひなまつり)ではひな人形を飾ってお祝いします。

生後初の5月5日(男児) – 端午の節句

男の子の場合も、鯉(こい)のぼりや五月人形などを用意し、祝宴を設けます。

誕生後6か月目 – ハーフバースデー

赤ちゃんが生まれて半年を記念するお祝いです。もともとは海外の習慣でしたが、最近になって日本でもお祝いする人が増えてきました。

特に決まった行事はありませんが、ケーキの離乳食版を用意するなど、お誕生日と同じように家族でパーティを開いたり、記念撮影をしたりすることが多いようです。

誕生後1年目 – 初誕生(はつたんじょう)

赤ちゃんが初めての誕生日を迎え、1歳になることをお祝いすることを初誕生といいます。

一生分の食べ物になぞらえた「一升餅」を用意するのですが、地方によってその一升餅(約1.8kg)を赤ちゃんに背負わせる、踏ませるなど、さまざまな祝い方が見られます。

また、「選び取り」と呼ばれる儀式も同時に行われることが多いです。

選び取りとは、そろばん・電卓(商いに長じる)、筆・ペン(研究や文筆、絵画に長じる)、財布・お金(お金に困らない)など、それぞれ意味づけした小物を準備して赤ちゃんの周りに置きます。

その中から赤ちゃんが最初に興味を示したり、一番長い間触っていたりしたものから赤ちゃんの将来を思い描くという儀式です。

実際にはものを準備せずにカードで代用することもありますが思いは同じです。

まとめ

赤ちゃんが生まれてから1年の間にこんなにも行事やイベントがあります。ただでさえ慣れない子育てで大変ですから、パパとママが協力して準備する必要がありますので、事前にスケジュールを確認しておくといいでしょう。

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