里帰り出産をするしないは、様々な事情によって決めますよね。例えば、パパと一緒に子育てをスタートさせたかったり実家が遠方だったりいろいろと理由はあるかと思います。
その中でも里帰り出産をしない場合にもたくさんのメリットがあります。慣れた環境で自由な子育てを出来る方がストレスフリーという方もいるでしょう。
産後はガルガル期といってイライラしてしまうことが多いです。
実母の意見であってもストレスと感じてしまうこともあるので、里帰り出産をしないことによってストレスなく生活のリズムを整えていけます。
里帰り出産をしない場合には、夫婦で協力し何より産後のママの身体に負担をかけないようにパパのサポートが必要不可欠となります。
そこで、里帰り出産をしない場合に必要なものや大事なポイントをしっかり予習して準備いておくことが大切です。
産前に準備しておくもの
まず、里帰り出産をしないということは陣痛が来たときや破水したときに夫婦で対応していかなければなりません。
そのため、パパもママもしっかりと陣痛がきたり破水したときの流れを確認しておきましょう。
特に重要なのは、産院の連絡先をしっかりとパパもママも把握して当日の流れを確認しておくことです。
また、ママ一人でいるときに陣痛が来た時のために陣痛タクシーを事前に予約しておくとよいでしょう。
入院準備は最低でも1か月前には終わらせ、いつ陣痛が来てもすぐに持って出られるようにしておき、母子手帳や保険証はパパもどこにあるか把握しておくことが重要です。
また、産後困ったときのために育児相談の連絡先を控えること、産後ヘルパーを活用するのであれば予約をします。
パパと確認しておくとよいこと
・陣痛、破水したときの流れの確認
いざ陣痛が来た時にママがパパに説明する余裕はありません。
事前に産科から検診時に「何分間隔になったら連絡してね」と言われる場合が多いのですが、陣痛の間隔を測って大体の場合初産で10分間隔になったら産院へ連絡しましょう。
破水の場合はシャワーやお風呂には入らずすぐに産院に連絡してください。
・退院後の家事の役割分担をする
退院後ママの身体は交通事故にあったのと同じくらいのダメージを受けています。
そのためパパはママのことを全力で!サポートしましょう。
産褥期と呼ばれる産後6~8週間は絶対に無理をせず頼れるものに頼ってください。
家事はほとんどパパがやるくらいの勢いで、ママは家事を完璧にやろうと思わないようにしましょう。
・育児の役割分担をする
完全母乳のママは、母乳はママにしか出来ないことですが、ミルクやおむつ替え、沐浴はパパが率先してやるとよいでしょう。今しかできない貴重な体験だと思って楽しんで育児を覚えていけるとよいですね。
夜間帯に赤ちゃんが泣いてしまったらどちらが対応するかも決めておきます。
働いているパパは正直大変ですが、ママももちろん昼間も2~3時間置きの授乳をしていますし体力も回復していません。
休みの日だけでも対応するなど決まりを作っておくと良いでしょう。
・パパが育児休暇を取るか
2022年10月から産後パパ育休が施行されました。
この制度によって申請されたら必ず育児休暇を取得させなければならないことが義務付けられたのです。
パパ育休は最長で4週間2回に分けて取ることも出来ます。
出産日以降に申請出来るのでママのサポートをや育児参加を全力で!というかたは事前に会社に報告し申請しましょう。
・民間サポートや自治体のサービスを利用するか
各自治体によって産後の様々なサポートをしてもらえたり、宿泊型の産後ケアを受けることも出来ます。
リフレッシュしてママの負担を少しでも軽減できるサービスがたくさんあるので産前にリサーチしておくと良いでしょう。
・里帰りはしないが家族のサポートを受ける
実母が近くに住んでいたり姉妹など頼れる家族がいる場合は沐浴をしに来てもらったり家事を助けてもらったりするととても助かりますよね。
産後は絶対に無理をせず頼ってねの言葉に甘えましょう!
・出生届など各種手続き
出産後14日以内に出生届を提出します。それまでに名前を決めておくとスムーズに手続きが出来るでしょう。
他にも児童手当の申請など手続きがあるので事前に調べリストアップしておくと便利です!
産後は全て完璧にしない
産後は楽をしましょう!産後1か月ほど外に出ることなく安静にできるように宅配サービスを利用したり、食品や日用品のストックを買っておきましょう。
あったらいいものとして、ハイローチェアやスウィングベッドなどレンタルをすることもできます。
ベビー用品は便利なものが多いのでフル活用していくと良いでしょう。
必要なものをそろえておく
退院してすぐに使うものを産前準備しておきましょう。
おむつ・おしりふきは退院したその日からもちろん使います。おむつはたくさんあると助かりますが、すぐにサイズアウトすることも考えて用意すると良いです。
肌着やロンパースを産前のうちに用意し水通しをしておきましょう。産後は外に出れなかったり忙しい毎日が始まります。また、赤ちゃんは未熟なため吐き戻しなど想像以上に着替えが必要になります。
哺乳瓶や新生児から使える抱っこ紐の準備も必要あればしましょう。母乳パッドやナプキンは毎日とても消耗します。
パパに買ってきてもらいにくい物は特に事前に多めにストックしておくとよいでしょう。
まとめ
里帰り出産をしない場合、パパと早い段階から一緒に協力して育児参加してもらえるので、十月十日お腹の中で赤ちゃんを育ててきたママよりも、父親になった自覚が感じられないパパのためにも良い経験になるのではないでしょうか。
TKG-Worksのスタッフも里帰り出産をしない予定です。
自由に育児を始められる、家族で協力して育児していくことも出来ますし、私にとってはメリットの方が多いのではと思っています。
その中でも必ずSOSを出せる環境にしておくことも大切です。家事育児に不慣れなパパに過度に期待せず楽しく育児を楽しんでいきましょう!
里帰り出産をしない場合でもニューボーンフォトの撮影をおすすめします。TKG-Worksは出張訪問専門ですのでスタジオなどに行かなくても撮影が可能です。
ママとパパで撮影の様子を見ていただくことでその場面も思い出に残ります。ぜひご検討ください。
2021.09.10
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