妊娠が発覚したら最初に決めることが分娩先の病院です。配慮することに家からの距離や待遇についてがありますが、出産するときにどこに住んでいるかも重要です。

里帰りをする場合は、出産する病院と検診を受ける病院を予約する必要があります。今回は里帰りをするメリットと、その際に注意をしたい事についてご紹介していきます。

里帰り出産をするメリット

里帰り出産をするメリットは複数ありますので、個別にご紹介していきます。

人手があると安心して妊娠生活が過ごせる

里帰りをする場合、出産予定日から1ヶ月から2ヶ月ほど前から親御さんのお家にお世話になる場合が多いです。

個人差はありますが、赤ちゃんの成長と共にお腹が大きくなってきている時期なので、家事をしたり買い物に行ったりするのも一苦労です。

ご主人と2人暮らしですと日中の家事は1人でこなしていくことになりますが、ご実家に親御さんがいる場合は手伝ってもらえます。

出産後も同様です。里帰りの場合は退院後、親御さんに身の回りのことをお願いできるので、安心して赤ちゃんのお世話に専念できますよ。

食生活が偏らない安心がある

出産後は床上げといい、安静に過ごす期間があります。また赤ちゃんをお布団におろすと泣いてしまうなど、思った様に動くことが出来ません。そのためキッチンに立ってしっかりと料理をすることが難しくなります。

食事を作る余裕がなく、赤ちゃんを抱っこしたままでも食べやすいので、片手で菓子パンを食べるなんて方もいらっしゃいますよ。家事をお手伝いしてくれる方がいれば食事をお願いすることも出来るので、栄養が偏らずにすみます。

移動するときに付き添ってもらえる

陣痛が来た時に自宅から病院へ向かう場合、日中に陣痛が来たら他に誰もいない状態も想定できます。

そんな方のために『陣痛タクシー』という妊婦さんが利用登録をして、いざという時に使用できるサービスがある地域もあります。どこの地域にもあるわけではないですが、あらかじめ調べておくと安心です。

こういったサービスがない場合、日中家族がいると安心して陣痛を待つ事ができます。

注意しておきたいこと

里帰りをする場合のメリットについてご紹介しましたが、注意しておきたいこともあります。

夫婦関係に影響あり

里帰りするまでは一緒に暮らしていた夫婦が、2~3ヶ月離れ離れで暮らすことになりますので当然影響があります。

お母さんは出産直後から子育てをしていますが、里帰りをしているとお父さんの子育てスタートとタイムラグが生じるためトラブルが起きやすいです。

そのため、お互い理解してもらえないという不満が生じてしまうこともあります。

両親との意見が合わない

結婚前には気にならなかった事が、里帰りで帰ってくると気になる事が出てくると思います。赤ちゃんのお世話の仕方などで両親との意見が合わずギクシャク……なんてことも。

家事や赤ちゃんのお世話をサポートしてもらうことになるので、まずは感謝の気持ちをしっかりと伝えられるとよいですね。

その時になってみないと分からないことも沢山ありますが、里帰りする前の段階で何をお願いしたいのかをお伝えしておくと両親もある程度想定が出来るので、落ち着いて生活できるのではないでしょうか。

里帰り後の生活はバタバタする

里帰りをしている間や帰ってきてからの家事の分担を、産まれる前にしっかり相談しておくことがおすすめです。

赤ちゃん中心で生活が回っていくので、おそらく出産前に想像していたより大変と感じる方が多いと思います。

よく寝る赤ちゃんだと手がかからないと思うこともありますが、大きくなってきてから家事との両立が大変になる事もあるので、見直しをする良い機会になりますよ。

食洗機や衣類乾燥機、お掃除ロボットなど家電を揃えておくと便利です。

里帰り先の病院の予約はいつするの?

里帰りをしよう!と決めたらなるべく早い段階で検診先の病院と里帰り先の病院に相談をしてください。人気がある病院ですと里帰りをされる方の検診をお断りしている病院もあります。

また、里帰り先の病院が人気で分娩予約が埋まってしまうこともあります。いつまでに決めるべきかは病院によって違うので、候補にあがる病院には一通り電話で相談してみると良いでしょう。

里帰りをして安心して出産を迎えましょう

里帰りをすることのメリットはたくさんあります。

安静に過ごせたり、食事の栄養面など妊娠生活中に欠かせません。また、何かあっても相談できる相手がいる事は出産後初めての子育てで不安な気持ちを和らげくれます

ですが、離れ離れになるご主人との気持ちの差や、ひさしぶりに一緒に暮らすご両親との意見の違いなど、家族間での悩みが発生するおそれがあります。

あらかじめお互いの意見を共有して、ギャップが埋められるとトラブル回避に繋げましょう。新生児期の赤ちゃんは毎日違うといっても良い程どんどん成長していきます。

離れて暮らすお父さんにも成長を感じてもらえるように、写真や動画をたくさん撮って共有するとお父さんになった実感が湧きやすいと思います。

TKG-Worksのニューボーンフォトの撮影でも全体の2~3割の依頼がご実家での撮影です。

TKG-Worksでは訪問撮影を専門にしており、ご希望のご住所に撮影機材を持ち込んで行います。ご実家のご両親やご家族も一緒に撮影する姿を御覧いただき、大事な思い出としていただいておりますので、ぜひご検討いただければと思います。

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