おしゃぶりは、ぐずったときや泣き止まないときに、赤ちゃんがおっぱいやミルクを飲んでいるときと同じような安心感を得ることができ、落ち着かせることができることから、育児の便利アイテムとして長く使われ続けています。

特に、出先で泣き止まずに困ったときなどには活躍してくれるため、多くのお母さんのお助けアイテムといえます。

そのほか、寝かしつけ際や歯固めとしても使用することができるというように、さまざまなメリットを持っています。

今回はこのおしゃぶりについて、迷信が言われ続ける理由や正しい使い方をお話していきたいと思います。

おしゃぶりの迷信

巷でよく聞くおしゃぶりの迷信について、いま判明している科学的根拠も含めてご紹介いたします。

1.かみ合わせが悪くなる

長期的に使用をすると、かみ合わせが悪くなったり、出っ歯になるというように歯並びに影響が出ることがあります。

そのため、2~3歳までにはやめることが勧められていますが、歯が生えていない時期では何の問題もありません。

2.習慣化するとやめるのが大変

これに関しては、確かにそういう声が上がっているのも事実です。

しかしながら、成長とともに赤ちゃんはだんだんとできることが増え、おしゃぶり以外への興味や関心が増えてきます。

それとともに、自然と飽きて使わなくなっていくというケースも多いようです。

成長に合わせて、ママやパパも赤ちゃんと一緒に遊んだりお出かけする機会などを増やし、おしゃぶりばかりにならないような環境づくりを心がけましょう。

3.おしゃぶりに対する欧米との考え方の違い

迷信とは少し話がズレてしまいますが、日本と海外、特に欧米と育児についての考え方が全く違うことがあります。

おしゃぶりに対する考え方もそうで、おしゃぶりを使うことに対して、日本では否定的な意見が多いですが、欧米では泣いている赤ちゃんにおしゃぶりさせず、泣かしっぱなしにする方が虐待であるという考え方も存在するので、欧米ではおしゃぶりを使うのが当たり前だったりします。

もちろん、海外の育児の全て受け入れればいいということではありませんが、おしゃぶりに対して拒否反応を示すのではなく、赤ちゃんが泣き止めば本人もご両親もともに楽ですので、使えるものは使って育児を楽しめたらと思います。

おしゃぶりの正しい使い方

続いてはおしゃぶりの正しい使い方をお伝えします。正しく使うことで、赤ちゃんもママもうれしいアイテムとして活躍してくれます。

1.使用は0か月~2歳半頃まで

歯並びへの影響、そして虫歯になりやすいという危険を回避するために、1歳を過ぎたころから少しずつ使用頻度を減らすようにしていきましょう。

2.口に合ったサイズのものを使用

おしゃぶりには月齢に合わせたサイズのものが用意されています。

成長に合わせてサイズを変えていくことで、しっかりとフィットし、赤ちゃんが上手に吸うことができます。

3.コミュニケーションを大事にする

泣いているときやぐずっているときに、おしゃぶりをくわえさせると泣き止むという流れができてしまうと、ついついおしゃぶり頼りになってしまいがちです。

しかしながら、毎回それを続けると、なんで泣いているのかがわからなかったり、スキンシップの場が減ってしまう原因になります。

外出中などで、できるだけすぐに泣き止ませたいという場合でなければ、抱っこしてあやしたり、なぜ泣いているのかを考えるなど、コミュニケーションの場を大切にするようにしましょう。

4.衛生面に気を付ける

おしゃぶりは口に入れるものですので、毎回消毒するなどしてきれいに保つようにしましょう。
また、月齢が高くなると、だんだんおもちゃとして遊ぶことが増えたりしてきます。

常に子供のそばに置いておくというより、必要な時にきれいな状態で渡すというほうがおすすめです。

おしゃぶりを選ぶポイント

たくさんのおしゃぶりの中から自分の赤ちゃんに合ったものを選ぶのはなかなか難しいものです。ここでは、おしゃぶりを選ぶ際に注目したいポイントをお伝えしていきます。

1.新生児には平型がおすすめ

生まれたばかりの赤ちゃんや、吸う力の弱い赤ちゃんには、吸う箇所が平べったい平型のもののほうがおすすめです。
出産準備時にそろえておく場合には、このタイプを買っておくとよいでしょう。

2.素材でえらぶ

まず1つ目のシリコーンゴムのものは、現在多数の種類のものが販売されており、選択肢も多くあります。

この素材は、耐久性が高く劣化しにくいことから、長く使い続けることができます。また、熱にも強くお手入れがしやすいというところはママにも嬉しいポイントです。

2つ目に、天然ゴムのものは赤ちゃんの口にフィットしやすいというのが特徴です。しかし、耐久性に関してはシリコーン素材に劣ることから、新生児期など、早い段階での使用が特におすすめできます。

3.歯並びへの影響をを考慮

おしゃぶりを使用する際に気になるのが、やはり歯並びへの影響です。最近は出っ歯になりにくいのを売りにしたおしゃぶりもさまざまな種類が販売されています。

厚みが薄かったり、自然なかみ合わせになるような構造になっていたりと、かみ合わせに影響が出にくい構造になっています。成長とともには歯並びが気になってきている場合には、そういった商品をがおすすめです。

4.ケース付きのものは移動に便利

外出先での使用や、おしゃぶりを衛星的に保つためにはケース付きのおしゃぶりがおすすめです。
しっかりとおしゃぶりがフィットするので、かさばらないですし、とても便利なものです。

まとめ

おしゃぶりの迷信の真偽について、そしておしゃぶりの正しい使い方とおすすめポイントをお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?

おしゃぶりは、正しい使い方をすれば、本当に便利なアイテムです。習慣化や長期化の心配があるからできれば使いたくないというままもいらっしゃるかもしれません。

しかし、子供は成長とともにおしゃぶりだけではなくさまざまな者に興味が広がっていき、少しずつ離れていくことができるものです。

泣き止まなかったりぐずることが続いて手を焼いているママは、一度おしゃぶりを使ってみるのもよいかと思います。

TKG-Worksではニューボーンフォトの出張撮影を行っております。ニューボーンフォトは赤ちゃんが深く眠りについた状態で撮影を行いますので、入眠するまでの手段として、ママの許可を得ておしゃぶりを使わせていただくこともあります。

赤ちゃんに深く入眠してもらうために、おしゃぶりをくわえてもらう以外にも、うんちをさせてお腹をスッキリしてもらったり、ミルクを飲んでもらったり、その時々によってできることが変わってきます。

寝かしつけについては、撮影する前にカメラマンが実施しますので、もし子育てで不安に感じることなどあれば聞いてもらえると答えられることも多いと思います。

TKG-Worksでは、撮影した写真をまるで絵画のようなニューボーンフォトの作品としてお客様のお手元にお届けしていますが、写真の仕上がりと同じくらい大事にしているのがニューボーンフォトの撮影自体をママやパパの思い出にしていただくことです。

赤ちゃんが深く眠りにつくと、安全にこのような下記のようなポージングで撮影ができます。ぜひ、撮影自体も思い出に残るニューボーンフォトをご検討ください。

 

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